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栄和堂ブログ

鎌倉の端っこにあった書店「栄和堂」僕らはここを「ブックスペース」として本屋の再発明をしていきます。公式HP http://eiwado.space/

俗談 えーわ堂マスター

■ぼくの本棚(1)

カフェマスターの親父です。これから週に1回くらいのペースでエントリーしていこうと思います。先日、近くで居酒屋をやっている”変なオヤジ“から、「清談 佛々堂先生」(服部真澄著 講談社文庫)という本をもらった。いつもブツブツ文句をいうから、笑った顔が仏のようだからこういう名前がついたそうだが、ぼくはそんなに高尚な話ができるわけでもないし、ぶつぶつ言うというよりとにかく”そりゃあえーわ“と叫んでいたいのである。

まずは、ぼくの本棚の話から。「ブックスペース栄和堂」では、ある個人が推薦する本を並べた本棚がある。その一画に「カフェマスターの本棚」というのがある。そのラインアップを紹介します。自分の愛読書を晒すのは恥ずかしいと言っていた人がいましたが、確かに何となく気恥ずかしい思いになります。とりあえず下の写真にあるような本を置いてみました。

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イチオシ本は、和田誠の「People」です。彼の本職はイラストレーター(平野レミさんの旦那としても有名です)ですが、映画の造詣も深く、映画人の似顔絵が楽しい本です。装丁もおしゃれで電子書籍にはない良さでね。それに関連したところで映画本があります。

植草甚一の「映画だけしか頭になかった」は今の若い人は知らないでしょうが、実に粋なおじさんの映画に関するエッセイで、その中に“ぼくたちはシネマディクトなんだ”という言葉がある。シネマディクトとは映画中毒者とでも言うのだろうか。この語をもらってぼくは若い時に「シネマディクト77」という映画サークルを勤め先の会社で作った。

その時一緒に発起人として名を連ねた林久登さんが著した「映画監督 藤田敏矢」がある。林さんは藤田敏矢の弟さんの同級生であったという縁で藤田監督とも知り合いだった(ぼくも何度かご一緒させてもらった)ので世に知られていないことも含めて藤田像を浮かびあがらせている。

ぼくの個人的なブログのサブタイトルが「シネマと書店とスタジアム それとオヤジのひとりごと」なのだが、もちろんそれは沢木耕太郎の本のタイトルからきている。映画以外では落語本がある。ぼくの好きな落語家である古今志ん生、桂枝雀、柳家小三治の本が並ぶ。本当は柳家小里んの「5代目小さん芸語録」を置きたかったのだがどこへいったかわからなくなった。そして、ぼくの身近にいた高校の先生、先輩、同級、後輩の本や、定番すぎて面白くないのだが、かなり読んだという意味で司馬遼太郎、藤沢周平、池波正太郎の本から一冊を置いてみた。続きは次回に。