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栄和堂ブログ

鎌倉の端っこにあった書店「栄和堂」僕らはここを「ブックスペース」として本屋の再発明をしていきます。公式HP http://eiwado.space/

棚があったら埋めたくなる

昨日、実家に置いてある兄と僕の本を、とりあえず栄和堂に陳列する作業をしてみました。

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そこで気付いたことがいくつかあったので、ご紹介致します。


本を並べる作業自体、なぜかテンションが上がる

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まず気付いたのはこれです。自分が読んだ本によって、本棚が埋まっていく過程が楽しい。一旦並べた後、文庫本と単行本でサイズ別にまとめてみたり、作家別やジャンル別に並べてみたりと並べ替えもしたくなります。そして眺めていたくなる。これって収集癖の一種だと思いますので、男性特有の欲求なのかもしれませんね。女性の本棚はどうなっているんでしょう。本好きの女性の部屋を覗いてみたいです(変な意味じゃなくて)

本棚に隙間が空いていると悔しい(そして埋めたくなる)

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自分の部屋にある本を兄弟で300冊ほど持って行ったのですが、店の本棚が全然埋まらねー!のです。これ、すごく悔しい。人が持っている隙間を埋めたい欲求ってテトリス的な欲求なのかもしれないですね。あれ、平気で2時間とかプレイしちゃいますもんね。

ってことで、栄和堂はあえて本棚を空けておこうと考えてます。普通の本屋さんは本棚は埋まってますが、あえて空けておく。そうすると本棚を埋めたい人が必ず現れる。その人達によって徐々に本棚が埋まっていく。店舗に本を貸す人と読む人が混在し、偶然出会う…。

自分の読んだ本は、人に話したくなる

実家の本をがさがさと掘り出していると、「懐かしい!」とか「これは名著!」とか自然と声を発してしまいました。大掃除している時に思い出のアルバムが出て来た感じのテンションに似ています。本は読んだ時の思い出と結びついている感じがしますね。本はノスタルジーと親和性が高いのでしょう。


上記の3つを見てみると(まぁ当たり前と言っちゃ当たり前なのですが)、リアルな本や本屋にしかないものなんですよね。電子書籍にはあんまり無いです。

具体的な本棚の運用は別途どこかに記載するとして、リアルなモノにしかない価値を活かして、僕らが目指す「本を介して人とつながれる場所」を作っていきます。